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「ナイス ガーディアンズ!」



「ここ最近の海はなんだか変だ」

って誰もが口を揃えて言ってますよね。

ダイバーだけでなく、
釣りのおっちゃんたちも
同じようなことを言っています。

川釣りのおっちゃんも言っています。


みんな言ってる。
おっちゃんみーんなそうぼやいてる。

「地球温暖化だからね」

って今まではそれで片付けられていた、
自然の変化ですが、


ここ1,2年の変化は著しく、

生物でいえば、
『伊豆では見られなかった子が見れる』
『深場でしか見れなかった子が浅場にいる』
『いつもよりこの子が沢山いる、もしくはいない』

などなど、
そんな変化があります。


もちろん見ている側の『見える目』が変わったことも
ひとつあるとは思います。


でもやっぱり
自然じたいが変わった。 ということは
間違いないのではないかとおもいます。



その大きな要因として


去年の3月から

『人間たちの動きがとまった』

ということ。

それが自然へ大きな影響を与えた、

いや、
自然へ大きな影響を与えなかった、

からじゃないかと
考えることもできるんです。


人が外で活動しなくなった
工事や建設が止まった
船や車、飛行機も少なくなった

などなど、、


そして、
海や川や山が
ありのままの姿に少しずつゆっくり
変化していくなかで、

生物たちも環境の変化に順応し、
生活スタイルを変えていった。

って、そんなふうにも
考えられる。


実際今年は空気がとてもキレイらしい。



変わるんだね。





そうやって考えると、

やっぱり
人間が自然に与える影響って
凄まじいものなんだな。って

思うんです。



だからね、

やっぱり
私たちが海の中でゴミを拾う

ってすごく意味があると思うんです。

世界中のゴミが最後は海に流れる。

海には果てしないほどに大量のゴミがあるわけですが、

それでも目の前のゴミを拾うことに
意味はあるはずです。


大海原に流れていくまえに、
魚たちが食べちゃう前に、
生物たちの住処を荒らしてしまう前に、

ひとつでも拾う。
1人でも拾う。
みんなで拾う。


海の中で
遊ぶ私たちだからこそ出来る事です。


そして、
最後はみんなで
「ナイスガーディアンズ!!」 と

お互いを褒め称えよう。


そんなダイバーが、
そんなナイスガーディアンズが、

1人でも増えたら嬉しい。
と、私は今日、思いました。


ナイスガーディアンズ! ありがとう!





でもって

ゴミ拾って ついでに大きな虹をかけて、 
最後に、ちゃーんとカメラを忘れて帰る。


そんなガーディアンズも、
いるんだよね〜。



『Ocean Guardians Award 2020』受賞