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これが私の生きる道


こんばんは、

毎度、

マリンハウス伊豆山 の やこです。

 

今日は、

みなさんもよく見ているであろう、

ホンソメワケベラの様子を、

ご紹介しようかと思います。

 

ホンソメワケベラは、

海の掃除屋さん

といわれていますが、

 

生物たちの身体や口の中についたゴミを食べて

身体をきれいにしてあげて、

自分はそれで餌を確保する。

 

この弱肉強食の世界で、

多くの魚たちとWINWINな平和な関係を築けている、

なんとも独特な生き方をしているベラです。

 

掃除をしてもらうことで、海の生物たちは、

病気にならず、健康でいれるとあって、

私には、

魚たちが定期健診にホンソメワケベラのところへ

集まってきているようにも見えます。

 

 

たまにホンソメワケベラの周りに、

受診したい魚たちが群がっていたりします。

 

 

先日は、

カンパチの子 ショゴたちが、5匹の群れで

受診に来てました。

 

 

いつもはイワシやタカベなどの群れに

びゅんすか びゅんすか

カンパチアタック

 

しているイメージですが、

彼らも身体がムズムズしてくると、

ホンソメ先生のもとにやってくるんですね。

 

ちょっと意外でした。

 

どんだけ社交的なんだ。

ホンソメ先生よ。

 

ネコザメだって、お得意様です。

そんな先生も、

たまに暇なときがあるようです。

 

そんなときは、人間と同じ。

営業に出かけます。

 

どこへでも恐れずに伺います。

魚の群れの流れに入って、営業掛けることもあります。

 

ぴょンぴょン

ウサギのように飛ぶように泳ぐんです。

「そうじさせてくれよぉーー」

って。

 

その姿は、なんともかわいいですし、

必死に自分の仕事をする(ただおなか空いているだけ?)姿が、

かっこよくも見えます。

 

 

 

求愛産卵行動しているときも、

たまに

お客さんが割り込んできたりします。

 

ラブラブ中なのに。

かわいそうに。

 

 

 

お客さんがこないすきに、

オスとメスはペアになって、

くるくるらせん状に中層へゆっくり浮上し、

 

オスがメスの頭のうえにあごをのせた瞬間、

産卵をします。

 

産卵が終わるとまた違うメスを追いかけますが、

そこにお客さんがきたりするんですね。

 

おいおい、またかよって。

 

面白いでしょう。

ずっと、ホンソメ先生見てても飽きません。(笑)

 

 

ぜひ、みなさんも

じっくりじっくり、

観察することも楽しんでみてください★

 

生物たちのそれぞれの生き方が見えてくるかも?