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お仕事中にスンマセーン



「遠足は おうちに帰るまでが遠足です」

というように、

ダイビングもおうちに帰るまでがダイビングです。

安全停止したら、
ハイ終わりーー!

って、気を抜かないでください。

出会いは突然にやってきますから。

最後の最後まで、
貪欲に行きましょう。

エキジット直後の
スロープのところでは、
サプライズで、

ソウシハギyg が!!!

ちょっと予想外のお出迎え?で
ビックリでしたけど、
最後の最後までしっかり貪欲なわたしは、

カメラもストロボも準備できてまして、
そっこーに撮りました。

ゲストさんが船にたどり着く前のたった数秒で

撮りました。

瞬時に反応して、
撮りました。

もちろん、大人数で潜っているときは
団体行動なので、
「諦めも肝心だ、大人だろ」と
わたしは言うでしょう。


けど、
イケる日は
貪欲にいきましょう。(笑)




水面付近の
なかなか逃げない アオリイカも

ゆっくり浮上しながら、
撮りました。

ゲストさんに
「ゆっくり浮上しましょー」って
合図しつつ、撮りました。

そうです、
わたしは貪欲なんです。

水中では、貪欲なんです。

水中では。、



でも、カメラやってるダイバーって
みーんな めちゃくちゃ貪欲ですよね、
がっつきますよね、

わたしがあえて言うほどもなく、
貪欲ですよね!

リアクションが良くて、
嬉しいものです★

だけどね、

生物たちの自然なやさしい顔の写真を
撮るためには、
貪欲さは必要ですが、

威圧しちゃいけないのです。

がっつり がっついちゃ、
いけないのです。

生物の気持ちを忘れて一方的にならないように、
それでいて、
貪欲でいなければいけません。

じっと、
我慢して我慢して我慢して、
もうちょっと まって、

その時がきたら、さささっとシャッターを切るんです。

追っかけちゃったら、
ビビってる生物の姿しか撮れません。

「カメラ目線だ、いい顔ー!」

って、それ、
あなたのこと威嚇してるのよ?

ってこともあります。

わたしも
カメラ勉強中の身ですけど、

伊豆山の生物と海を守るために、
この気持ちは大事にしてもらいたい!

生物たちは、
そーっと、
堪えて、
撮らせてもらうんです。

気持ちは生物に、
絶対伝わっていますよ!!



「あっ、お仕事中にスンマセ〜ン、ちょいと失礼。」
と言う気持ちで、
撮りました。


トラフナマコを掃除してるクリアクリーナーシュリンプと 気持ち良さそうな?トラフナマコ。

伝わってるかい?